節約とおしゃれ

節約とおしゃれは両立できます

子供が進学をする時期など何かとお金がかかりますが、そんなときついつい後回しにしてしまうのが自分自身の身だしなみです。

案外20代の頃にたっぷりおしゃれにお金を使ってきたという人の方が、家庭に入ってからおしゃれに無関心になるケースが多いようで、10年ぶりくらいに会ったら「えっ!なんか老けたなぁ」と思ってしまうこともあります(口には出せませんが)。

確かに一家の台所を預かる身としては、家庭の光熱費や食費、子供の教育費といったものをどうしても優先させてしまいたくなるため、それらを充分に確保してからそれでも余ったお金でささやかな自分用の服を買うといった順序になってしまいます。

結婚して子供を育てているのに今更人目を引くようなおしゃれをしてどうなるの?という気持ちもないわけではありませんが、それでもちょっとは「キレイ」と思われたいのが女性の気持ちです。

それに自分自身で気に入ったファッションをすることができればそれだけで毎日が楽しいと感じることができるようなったりするので、ストレス解消という意味でも上手なおしゃれな方法は身につけておきたいところです。

つい安っぽく見えてしまうNGファッション

節約しながらのおしゃれで大事なのは、「安っぽく見えないコーディネートを考える」ということです。

せっかく厳しい家計状況から自分のための服飾費を捻出するのですから、それをすることで逆にチープに見えるようになってしまっては意味がありません。

しかし独身や実家暮らしで充分に自分のためのお小遣いをある女性の中にも案外おしゃれ下手な人はいるもので、購入価格を聞くとそこそこの値段なのにその人が身に付けるとなんとなく垢抜けなく見えてしまうようなこともよくあります。

なんとなくチープな印象に見えてしまうファッションには特徴があり、突き詰めていけばそれは「アンバランスさ」と言うことができます。

例えば私が以前知り合ったいくらか年上のマダムが、高そうなワンピースを着用しているのになぜか手首にプラスチック製の飾りを付けていたことがありました。

せっかくの装いもアイテムひとつでよくも台無しにもなるので、特に30代後半からのファッションでは小物類に気を使っていきたいところです。

若作りはむしろマイナス

おしゃれの現場を少し離れてから戻ろうとするときには、どうしても以前流行していた傾向を追ってしまいたくなります。

ですがアラフォーになってから20代と同じファッションアイテムを使うというのはむしろ年齢を感じさせてしまう危険な方法です。

ミニスカートやフリルのついたブラウスといった「若作りアイテム」はあえて封印し、膝丈以上のスカートや落着いたジャケットなどでまとめるようにしましょう。

年齢相応の服装はネットでも検索ができますし、その年代向けのアイテムを集めたファッション雑誌も多く出版されています。