おやつ代は手作りで節約

手作りおやつで節約&健康対策

お母さんが作る手作りおやつというのは子供心に憧れるものですが、実はそれは愛情だけでなく家計にも優しいことであったりします。ただ同じ手作りおやつといっても、プロはだしの本格的な材料や特殊な香料、ハーブなんかを使おうとすれば際限なく高くつくことにもなってしまいます。

充分に時間やお金に余裕があるという人は丸一日でもかかるお菓子を手間をかけて作ることもできるでしょうが、うちのように夫婦で仕事を持っていてその上根気のいる作業が苦手な私などはそこまでするならちゃんとしたプロのものを買った方がいいと思ってしまいます。これから紹介するのは手作りおやつといっても本格的なものではなく、それほど特別な機材や材料を必要とせず、簡単に作ることができるものです。

初歩的な技術は身に付けておこう。

安価なお菓子を作ることで、節約に繋げることが可能ですが、基本的な調理技術が伴っていないと、失敗してしまうことも多いでしょう。昨今は、料理教室やカルチャースクール、専門学校などでも、短期間で調理やお菓子作りのいろはを学ぶことができます。調理器具や調味料の扱い方を覚えるだけでも、作れるお菓子のバリエーションが広がるため、本格的に学びたい人におすすめです。

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簡単なお菓子といってもやはり手作りというのは含まれている材料をきちんと調べて使うことができますし、なによりできたてをそのまま食べることができるというメリットがあります。スナック菓子など駄菓子にはたっぷりの糖分・塩分・保存料などの化学薬品が入っているので、そうした食の不安対策のためにも手作りおやつはおすすめです。

おやつ初心者向けの三代メニュー

これまであまりおやつ作りを経験してこなかったという人にまずおすすめになるのが簡単おやつの三大メニューです。つまり「クッキー」「ホットケーキ」「プリン」です。これらは作業に手間や時間がかからず比較的失敗しにくいメニューなので、さっと作ってしまいたいというときにも覚えておいて便利です。まずクッキーですが、材料となるのは小麦粉、砂糖、バター(マーガリンでもよい)、卵だけです。

おそらく特別に用意をしようとしなくても冷蔵庫などのなかに常にあるものではないかと思います。分量はいろいろなレシピがあるので調べてもらいたいのですが、手順としては室温に戻したバターを練ったところに砂糖を入れ、よく混ぜたところにといた卵と小麦粉を入れてざっくりと混ぜあわせて30分位寝かせておくだけです。あとは好きな形にしてオーブンなどに入れれば十数分くらいで焼き上がります。

クッキーはチョコレートチップを入れたり、マシュマロやジャム、ドライフルーツといったものを入れてオリジナルメニューにすることができるのが便利な点なので、子供と一緒に作るのにも最適です。ホットケーキについては説明不要で、簡単なのは市販のホットケーキミックスを使って焼く方法です。なおホットケーキミックスは他のおやつにも便利に使うことができるので、安いときにまとめ買いしておくと便利です。

手作りおやつの中でも簡単で手間もかからず手軽にできて人気なのがプリンです。プリンは卵をといたものに牛乳と砂糖を入れ、それを蒸し器もしくは電子レンジで温めるだけでできあがる簡単おやつの代表です。カラメルを作りたいときはフライパンで砂糖を飴色になるまで溶かしていくことになりますが、タイミングなどが難しい上に砂糖が冷えて固まるとフライパンを洗うのが面倒になるので、粉末のものや別売りのチューブに入ったものなどを使うとよいでしょう。

慣れないとプリンの中にすが立ってしまうのですが、電子レンジの場合時間設定さえ間違えなければいつでも同じ品質で作れるので、何回か試してちょうどよい時間を見つけば完璧です。