高いプロパンガスには節約が大事
プロパンガスは都市ガスに比べて割高な料金になってしまいます。
都市ガスの場合、都心部など住宅が多く集まる地域で地中にガス管を通して各世帯に届くようになっていますが、プロパンガスでは他の世帯と共有することなくその世帯ごとに独立してボンベを置いてそこからガスの供給を受けます。
そのため、どうしてもガス料金にはガス本体の料金の他ボンベの交換代金や配送費用が上乗せされてしまうことになります。
毎日の光熱費をおさえるためには都市ガス地域に住みたいと思うところですが、実は都市ガス対応ができるエリアというのは意外に狭く、東京都内でも西東京の埼玉県境近くになると都市ガスを使うことができません。
埼玉や千葉になると更に対応エリアは狭く、東京と近いエリアや人口の集まる県庁所在地以外ではほとんどの場所で使用をすることができません。
プロパンガスの場合には最寄りのガス管理会社と個別の契約を結びそこで価格の契約を行うので、どの会社に依頼をするかによって価格設定が変わってきたりもします。
契約時には他のガス会社のことも調べたりして、高い価格のまま契約をされないように気をつけていきましょう。
プロパンガスを少しでも安くするためには
プロパンガスを少しでも安くするための方法は、やはり使用する時間を身近くして使用する量を減らすということがメインになります。
もし他のインフラである電気などに置き換えられる機能があるならそれ合わせて機器を付け替えるというのもおすすめです。
ガス料金を減らすためのコツとしては、まずお風呂で何度も追い焚きをしたり、不要なお湯を流しっぱなしにしないようにするということがあります。
一人暮らしならあまり差はないのですが、何人かが一緒に暮らす家庭ではお風呂に入る時間があきすぎるとその度にお湯を温め直さないといけないですし、お湯になるまで流しっぱなしにする水道の料金も高くなります。
家族が多い家ほど、毎日お湯はりをして連続して入るようにするとお得になるのでできるだけ間を開けないようにして入りましょう。
節約のつもりで損をしていることも
ガス代の節約で注意したいのが、自分では節約をしているつもりでも実際には無駄になってしまっていることもあるということです。
よくあるのが、お湯を毎日入れ替えるのがもったいないので何日も同じお湯をはりっぱなしにしてそれを追い焚き機能で温めるという方法です。
これは一見水道代を得しているようですが、ガス代の面では一度流して入れ直すのに比べてかなりの量のガスを消費してしまいます。
ガスは冷たい状態から温かくするまでの間が最も多く消費されるので、できるだけ使用するお湯の温度が下がらないようにして細かく温めなおすか、思い切って入れ直すようにした方がお得です。