浪費癖から脱却するためには

怖い買い物依存症とは

節約をしたいと思うけれどもどうしてもできないという悩んだことはないでしょうか?

女性などは買い物をすることが大好きな人が多いので、ついつい目の前に魅力的な商品があると衝動的に買ってしまいたくなります。

ほとんどの人はそれはクセみたいなものなので、よほど家計が苦しい時でもなければそんなに深刻に考える必要もないのですが、中にはあまり簡単に感がてえはいけないようなケースもあります。

それは数年前から聞かれるようになってきている「買い物依存症」が疑われる場合です。

「買い物依存症」とは、「アルコール依存症」や「ギャンブル依存症」と同じくそれをやめたいと心の中ではわかってはいてもどうしてもやめられずズルズルと続けてしまう状態のことです。

「アルコール依存症」や「ギャンブル依存症」は比較的男性に多く見られる症状であるのに対し(近年では女性患者さんも増えているようですが・・・)、「買い物依存症」は特に女性に多く発症するものとして知られています。

特徴としては、特にほしいものや必要ではないものであっても目に入ったものを次々と購入してしまうということや、借金をして支払い不能になっているのにまだ買い物を続けてしまうといったことがあります。

買い物依存症になりやすい人

「買い物依存症」というのははっきりとした心療内科分野での病名ですが、そこまで至らなくても同じような症状が軽度に見られることを「買い物依存」の状態といいます。

「買い物依存」の状態は長く続いたり、突然大きなストレスを受けるなどのきっかけがあると「買い物依存症」になってしまうこともある危険予備軍であり、もしそれに当てはまるようなら早めに対処をしていく必要があります。

買い物依存の心理的な特徴としては、「買い物をしていないと落ち着かない」「借金があってもほしいものを我慢できない」「ストレス解消のために大きな買い物をしてしまうことがよくある」といったことです。

ちなみに依存症にまで症状が進むと、家族を騙してでも買い物をするようになったり、買い物のためのお金を得るためには簡単に嘘をついたり人を裏切ったりするようになります。

ほとんどの人はそこまで深刻に症状が進むことはないのですが、もしそんな兆しがあるなら気をつけるようにしましょう。

浪費癖をおさえて買い物依存を防ぐ

浪費癖と買い物依存は正確には異なるのですが、いくつか共通する特徴があることもあります。

まず欲しくもないものをほとんど考えることなくすぐに購入してしまうというクセがあるという人は要注意です。

またストレス解消のために買い物をよくするという人も気をつけないといけません。

もし節約をしないといけないとわかっているのについ余計なものをたくさん買ってしまうということならその衝動が本当に制御不能かどうか一度しっかりと自分で考えなおしてみてください。