節約のワナに気をつける

節約って辛いでしょ?

節約しなければいけないと思いつつも、なかなか節約できない、節約ってなんだか辛い、切ないようなイメージがあります。
欲しい物も買わない、エアコンを付けたいけど付けない、暗いけれど明かりをつけない、こういう節約をしなければならないって思っていうから、いまいち節約しようという気持ちにならないのです。

そう、節約は楽しくないと思っている人が多いのです。
実は節約というのはやり方によって楽しくできます。
苦しい節約をしてしまう人の特徴は、家族にも節約を無理やりしいている、つまり人に迷惑をかける節約です。
更に時間の採算を考えずに行う節約、さらにあの人、ケチよね?なんて残念な人に見られてしまう節約です。

節約はやり方によって非常に人に不快感を与えたり、後に結局損になる事もあります。
そんな節約の落とし穴に落ちないようにしなければなりません。

ダメダメな節約

食事会や飲み会など、行かなくてもいい時もありますが、行くべき時もあります。
でも絶対に交際費は出さないと意固地になっていると次第に友達も仲間も失う事になります。
人間関係をダメにしてまで節約するのはよくありません。

安物買いの銭失いとよくいいますが、安くてもいいものと、安いより質を重視しなければならないという事があります。
安いからという事ばかりに気をとられて買い物をすると、結局すぐダメになってしまい再度買い直しという事になり結局損をするのです。

食費をけちけちしすぎると、栄養バランスが偏ってしまい、健康を害する可能性もあります。
特に育ちざかり、働き盛りの家族がいる場合、栄養バランスもよく考えなければなりません。

交際費も必要です

食事や飲み会を絶対に断るという人もいますが、友達の付き合い、職場の付き合いも大切です。
また飲み会の席で、私はビール1杯しか飲んでいないからその分以外払わないわよ?なんていうようでは困ります。

カフェにお茶に行っても飲み物を注文しない、水だけにするというのもいずれ誘われなくなります。
クーポンなどは会社の飲み会や食事会で利用するのではなく、家族で行くときに利用するようにしましょう。

食費の節約はほどほどに

食費の節約は主婦にとって必要な事なのですが、体に支障があるような節約はよくありません。
統計では家計簿で食費が少ないなと感じるご家族は体調を崩しやすいという傾向がるようです。

安い食材ばかり利用していると偏った食事になるという事もいわれます。
スーパーで安いと思う食材を購入するという事ならいいのですが、この食材以外、高いから購入しないという事では困ります。

基本だけ決めておいて臨機応変にする

食費は絶対にこれ以上使わない、交際費はこれ以上出さないと頑固になるのではなく、予算を決めておいて、オーバーしても必要に応じて臨機応変に節約を考えていくべきです。
交際費がオーバーしているから葬儀に行かないなんていう節約主婦もいるとききます。

もちろん結婚式にお呼ばれしてもいかない、これではまともな社会生活ができません。
社会生活を有意義に贈る事が出来る事、他の方に迷惑になるようなことをしないこと、子供たちが切ない思いをするような節約をしないこと、こういう事を心得ておかないと節約はドンドンエスカレートして心を狭くする節約になってしまいます。